【活動レポ】奥能登チャレンジインターンシップで大学生が企業紹介に挑戦!

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奥能登チャレンジインターンシップ(主催:能登キャンパス構想推進協議会)とは、奥能登2市2町が抱える地域の課題解決に向けて、学生が自治体担当者と一緒にプロジェクトに取り組むインターンシップです。
今年度の珠洲市のテーマは「珠洲おしごとライター」。市内企業等の担い手となる若い人材の不足という課題の解決に向けて、珠洲ではたらく魅力を20代に届けるため、学生がライターとなって市内企業を取材、記事を作成し、ウェブ上で発信する活動に挑戦するというものです。この課題に、金沢学院大学・金沢星稜大学・富山大学の3名の学生が挑んでくれました。

8月中旬、学生たちはまず、プロのライターの方からライティングのイロハを学びました。講師を引き受けていただいたのは、石川県内の暮らしや仕事などの魅力を発信するウェブメディア「real local 金沢」のライターも務める柳田和佳奈さん(有限会社E.N.N.)。「共感できる文章の書き方」について、学生と対話しながらレクチャーしていただきました。

ライティング講座の講師を務めていただいた柳田和佳奈さん(有限会社E.N.N)。記事作成時のアドバイスもしていただきました。

講義後、そのまま珠洲へ移動し、さっそく本番。
今回、取材を受け入れていただいたのは市内企業6社。どの企業・団体も、「若者の視点で会社を見てもらって、意見がほしい」「若者に魅力を発信してもらえるのなら」と、快く取材に応じていただきました。
学生たちは、8月と9月の2回、珠洲市に3日間滞在しながら、ひとり2社ずつ取材しました。はじめは緊張気味な学生たちでしたが、取材先の方々はひとつひとつ丁寧に答えていただき、取材が終わるころには「ここで働いてくれればいいのに」「今度うちに遊びにおいで」と、互いに大変打ち解けた様子でした。若い学生だからこそ聞き出せた「珠洲ではたらく魅力」があるはずです。

みさきデイサービスセンターでの取材の様子。インタビュー担当以外の学生も、写真を撮ったり追加で質問したり、互いにサポートしながら取材しました。

取材の合間には珠洲の名所をめぐりました。こちらは見附島です。

県内唯一の焼酎メーカー・日本醗酵化成株式会社では、焼酎づくりの現場も見学もさせていただきました。

珠洲での3日間はあっという間に過ぎてゆき、それぞれ普段の生活に戻ってからも記事の作成が続きました。柳田さんにもアドバイスをいただきながら、何度も何度も推敲を重ねました。取材も記事作成も初めての学生たちにとって、さぞかし大変な作業だったことでしょう。
そして完成した記事がこちら。「珠洲おしごとファイル」と称して、本ウェブサイトにて公開しています。

人と人が触れ合える場で 自分の「素」を出してみませんか/みさきデイサービスセンター
自分の時間を大切にできる 海のそばの老舗ホテルの仕事/ホテル海楽荘
企画力あふれる若者求む!さいはてのコテージ/ザアグラリアンテーブル合同会社
地元密着!人との関わりを感じながら働きませんか/トラベル愛ランド株式会社
「あの人に仕事を任せたい」そう言ってもらえる職人をめざせ/能登建設株式会社
アットホームな雰囲気で 唯一無二の焼酎をつくりませんか/日本醗酵化成株式会社

学生たちのチャレンジはここで終わりではありません。
今回の取材を通じて学生さんたちの感じた「珠洲で暮らし、はたらく魅力」を、より多くの同世代に伝えたいという想いから、2月16日(日)に金沢で交流イベントを行うことになり、現在準備を進めているところです。
金沢にいながら、珠洲の魅力を存分に味わえる会となっておりますので、珠洲市や能登へのUIターンをお考えの方はもちろん、珠洲市や能登に縁のある方、「なんだか珠洲が気になる」という方もぜひお気軽にご参加ください!イベント詳細については〈こちらの記事〉をご覧ください。

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