集合住宅に住むという選択肢（公共賃貸住宅「コーポ晴気台」のご案内）

いざ、珠洲への移住を決意しても、すぐに住めるような状態の良い物件が見つかるとは限りません。それに、同じ珠洲市内でも地域ごとに様々な個性があります。中には、じっくり時間をかけて自分にふさわしい地域や住まいを探したいという方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、珠洲市が管理する公共賃貸住宅「コーポ晴気台」です。

市役所から山側へ、約1kmほど坂道を登ると見えてくる、ノスタルジックな雰囲気漂う5階建ての白い建物が2棟。昭和にタイムスリップしたような出で立ちに、少し戸惑うかもしれませんが、住んでみるとこれが意外と快適なんです。（実は筆者も住んでいました。）

昭和56年に建てられただけあり、むかし懐かしいレトロな内装に自然と心が落ち着きます。
間取りは和室3部屋にダイニングキッチンの3DKと、一人暮らしには十分すぎる広さで、2人暮らしからお子さん1人のファミリーでちょうどいいくらいではないでしょうか。
部屋は襖で仕切られており、襖を外せば空間を広く使うこともできます。押入れ2か所と別に収納棚もあり、収納には困りません。

収納スペースたっぷりなキッチン。

追い炊きできるのが便利なバランス釜のお風呂。

トイレもやや古めですが、ちゃんと使えます。

洗濯物やお布団を干すには十分の広さのベランダは日当たり良好。

全体的に、設備はやや古めですが、退去のたびに修繕・ハウスクリーニングが行われるので、きれいな状態で入居できます。
エレベーターがないのが少し不便ですが、高層階ほど、窓を開けると気持ちのいい風が入ってきます。

市役所やスーパー・コンビニ・飲食店のある中心市街地まで徒歩で15分～20分と、まちなかへのアクセスも良好で、極端に言えば車がなくても生活ができます。坂道を登るのは少々体力がいりますが、車移動で鈍った体にはちょうどいい運動です。

気になる家賃は35,000円/月と、市内の民間アパートと比べると大変リーズナブルです。珠洲市の空き家バンクには同価格帯の賃貸物件もありますが、こちらのように、設備や内装がきちんと整備されていて即入居可能な物件はそうはありません。

2棟の間の芝生が広がるスペースでは、子どもたちが遊ぶ姿もよく見かけます。

そういった使いやすさからか、2棟76戸のうち常に約8割が入居中です。特に階段の上り下りが少ない下層のお部屋が人気で、1,2階はなかなか空きがでません。入居者は一人暮らしから家族世帯、昔から市内に住まわれていた方からUIターン者まで様々。子育て世代も多く、当然ながらみんな同じ小中学校に通うことになるので、子供同士も親同士も自然と仲が深まります。

まずはコーポ晴気台で珠洲市の生活をスタートし、いろいろな地区を見て回り、人脈を広げていくなかで、自分に合った地区と住まいをじっくり探す、というのも手段もひとつではないでしょうか。
また、田舎暮らしといえば、草刈りなどの共同作業やお祭り等の集まりに、濃厚な人付き合いがつきものですが、コーポ晴気台の住民同士の人付き合いはどちらかというと都会的です。年に1回の自治会の総会はありますが、住民総出の行事は基本的にはありません。それを寂しいと思うか、気楽でいいと思うかは人それぞれ。住民の中には、青年団に所属したり、飯田地区のお祭りに参加したり、積極的に地域活動に参加している方もいます。そういった意味では、地域との距離感を自ら選べる場所と言えるのかもしれませんね。

いかがでしょうか？珠洲暮らしのスタート地として、集合住宅を選択肢に入れてみるのは。
なお、入居にはいくつかの条件があります。気になる方は、下記までお問い合わせ下さい。

物件詳細

※詳細は〈こちら（「コーポ晴気台」住まいのしおり）〉をご覧ください。

所在地

珠洲市上戸町北方

お申込み・お問い合わせ

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すず里山里海移住フロント（市役所企画財政課内）
TEL：0768-82-7726
MAIL：iju@city.suzu.lg.jp

■物件詳細や入居手続きについてはこちら
珠洲市環境建設課 建築住宅係
TEL：0768-82-7756
FAX：0768-82-0626
MAIL：kensetu@city.suzu.lg.jp