【地区紹介】珠洲の「10地区」について

珠洲について
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珠洲市内の地理を表す言葉として、「内浦」と「外浦」については〈こちらの記事〉でご紹介しましたが、今回はもう少し細かい区分である、「地区」についてご紹介します。こちらも移住を検討される上でとても大切な要素になってきます。

珠洲市誕生前の町村の名残り「10地区」

珠洲市は大きく10の地区に分かれています。
少し時代をさかのぼって、珠洲市の成り立ちのお話になりますが、珠洲市が発足するまでこの地域は9つの町村にわかれており、昭和29年に、宝立町・上戸村・飯田町・直村・正院町・蛸島村・三崎村・西海村・若山村が合併して、珠洲市が誕生しました(西海村は現在の大谷地区と日置地区を合わせたエリア))。つまり、この10地区は昔の町村の名残りというわけです。

珠洲市として合併するまでは、長年ひとつの村や町として独立していたのですから、地区によってさまざまな特色があり、住民のみなさんは自らの地区に誇りと愛着をもって暮らしています。
それぞれの地区の特色については、下記ページをご覧ください。

▼10地区の人口(2023年3月31日現在)
地区名 人口 集落数 地区紹介
宝立(ほうりゅう) 1,909人 29集落 記事公開中
上戸(うえど) 1,274人 10集落 準備中
飯田(いいだ) 1,296人 17集落 準備中
若山(わかやま) 1,491人 23集落 準備中
直(ただ) 1,121人 10集落 準備中
正院(しょういん) 1,296人 18集落 準備中
蛸島(たこじま) 1,181人 15集落 準備中
三崎(みさき) 1,913人 18集落 準備中
日置(ひき) 417人 6集落 準備中
大谷(おおたに) 910人 13集落 準備中

各地区の拠点として「公民館」があり、そこを中心に、盆踊りや文化祭、スポーツ大会などの地域密着のイベントや、俳句や生花などの趣味のサークルの活動が行われています。こういった情報は、毎月発行される「広報すず」と一緒に全戸配布される「公民館だより」に掲載されています。各地区の「公民館だより」は〈こちら〉からご覧いただけます。
ほとんどの地区に小学校があり、青年団や消防団、まちづくり団体などの組織も地区単位で活動しています。

珠洲市へ移住を検討されている方や移住されたばかりの方は、最低限、この10地区の名前と位置関係を覚えておくと、地元の方との会話がスムーズになり、地域への理解がより深まります。

さらに細分化、地域運営の最小単位「集落」
そして、地区はさらに「集落」に細分され、その数なんと160。これが地域運営の最小単位となっており、それぞれに区長さんがいて、区費を集めて自治運営しています。例えば、草刈りや海岸清掃、側溝掃除などの地域の保全活動や、各集落のお宮で「キリコ祭り」に代表されるようなお祭りなどが行われており、その活動内容やルール、コミュニティの親密さは集落によって様々です。

地域性にも目を向けて、移住先を検討しよう!
このように、珠洲市と一口に言っても意外と広く、様々な地域があります。
移住先を決める際に、単に「海がいい/山がいい」とか「この空き家バンクの物件がいい」ということだけでなく、生活の利便性、コミュニティの親密さ、お祭りへの熱量、地域内の様々なルール、住んでいる方々の気質…、そういったことにも目を向けて、自分にはどのような地域があっているのか、じっくり検討することが重要です。

そうは言っても、見知らぬ土地の地域性なんて、そう簡単に把握できるものではないですよね。そこは移住担当がサポートしますし、何度も足を運んで体感していただくことをおすすめします。

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